アルバカーキにある骨太ナバホジュエリーを扱うショップ「Grand father Eagle」でみつけた『Rex Aveita 1960年代後半制作 Black Stallion turquoise pendant top』です。まず、目を見張るのはこの迫力!現代の作品でこの大きさの「ブラックスタリオン」はなかなか手に入らないと思います。そして、台座を敷き、その上にシルバーを捻り曲げフレームにした“大胆なワイヤーワーク”、どこまでもシンプルに武骨な “The navajo style作品”です。この『黒いターコイズ』と呼ばれ、人気が高い「ブラックスタリオン」実はターコイズではありません……厳密には「Variscite(バリサイト)」という鉱物で、採掘初期ターコイズと混じって採掘され、混同して流通し、通称「ブラックスタリオンターコイズ」と呼ばれるようになりました……日本では広くターコイズとして紹介されてるため、わかりやすく私も“ターコイズの冠”を付けて表記させていただきますm(_ _)m【豆知識】●ブラックスタリオン(ターコイズ)「ブラックスタリオン鉱山」はネバダ州にある個人所有の小さく古い鉱山で、産出量が少なく稀少価値の高いバリサイトが採れます。ここの石は非常に硬く、ケイ酸を多く含み “ジェムグレード” の輝きがあります。石の特徴は幅広く、ブラック、グリーン、ブルー、ホワイト、イエロー、ブラウンのカラーを持ち、時にスパイダーウェブやスモーキーな石も産出されます。典型的な石は出品作のようなグリーン系にマトリクスは黒い雲状の景色を魅せるモノです。近年ターコイズでないことが化学的分析で判明しましたが、アメリカでバリサイトが産出されるのは、“ユタの一部”と“この鉱山だけ”であるため、その希少性と色彩の珍しさが再評価され、ターコイズとは違った人気のある宝石となりました。■サイズなど/縦約(バチカン含む)75㎜、最大幅約28㎜、厚さ約(ターコイズ含まず)3.2㎜。ターコイズ縦約53㎜、横約21㎜、高さ約9㎜。バチカン内寸約9㎜×6㎜。作者ホールマーク、STERLING 刻印アリ。※ヴィンテージ
商品の情報